よく使う・これから使いたい MCP サーバー

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よく使っている MCP サーバー

2025/09/25 時点で、私がよく使っている MCP サーバーのリストです。

1. Context7

主要 OSS ライブラリの最新版・バージョン別ドキュメントや実行可能なコード例を取得し、LLM のプロンプトに直接注入できる MCP サーバー。

学習のカットオフによって古い書き方でコードが生成されてしまうのを防ぐために利用。

2. Sequential-Thinking

思考を段階として構造化し、分解→再検討→分岐→検証しながら問題解決を支援する MCP サーバー。 複雑な問題を小さなステップに分解し、途中での再考・修正や別経路への分岐を許容する。

課題が大きかったり曖昧すぎるときに、課題の問を分解することから始めたいときに利用。 曖昧な指示を出したときに勝手に考えさせて、それが間違っていないかどうかを確認するなどしている。

3. Playwright

Playwright を使ってブラウザ操作を自動化する MCP サーバー。

作成したフロントエンドの UI の確認や動作検証に用いる。

4. Serena

LSP (Language Server Protocol) を利用したセマンティックなコード検索・編集を LLM に提供する MCP サーバー。IDE のシンボル理解に相当する操作(参照関係の追跡、シンボル単位の挿入・置換など)をツール化する。

仕様の把握や影響範囲の調査をするときに、効率的にコードを読ませるために利用。

これから試したい MCP サーバー

これから導入を考えている、まだ試していない MCP サーバーのリストです。

5. Codex

OpenAI 製の AI コーディングエージェント。Codex 自身を MCP サーバーとして起動できる。

Claude Code から Codex を呼び出して、得意分野を任せるといった分業が可能になりそう。活用する記事がちらほら出てきていて、まだまだこれから発展しそうに見受けられる。

6. Chrome DevTools

Chrome DevTools を MCP サーバーとして提供する。

Playwright MCP は動作の検証することが主となる。Chrome DevTools は LCP やネットワークなどの性能の調査に利用する。

  1. まず Playwright MCP でユーザーフローを実行・チェック
  2. 速度低下や不具合を検知したら、Chrome DevTools MCP で トレース取得 → 原因特定 → 改善提案

といった使い方ができそう。

7. GitLab Knowledge Graph (GKG)

「AI がコード書きすぎ問題には AI で立ち向かえ」で紹介されていた GitLab 製のプロジェクト内を探索して情報の関連性をグラフ化するツール。

Serena と補完関係になってくれそう。
GKG ので全体構造と影響候補を特定、Serena で安全に編集できそう。