BulmaからTailwind CSSに乗り換えた

Icon

70_10

はじめに

このブログの CSS フレームワークを Bulma から Tailwind CSS に変更しました。

いろんなところで Tailwind CSS という言葉を見かけていたのがきっかけに興味を持ち、勉強がてら変更しようと思い立って変更しました。
いわゆる CSS フレームワークとは違い、.buttonのようなコンポーネントは用意されていません。borderfont-boldのようなユーティリティなクラスが用意されています。
CSS のエイリアスとしてクラスが用意されている、Bootstrap や Bulma よりも低レイヤーなフレームワークというイメージです。
そのため、いわゆるフレームワークよりは CSS 自体の知識が求められます。

使ってみた感想

低レイヤーなフレームワークなので、Bulma よりも柔軟にコンポーネントを変更できるのが良いです。
Bulma だと、ボタンコンポーネントをイジりたいとなると Bulma の CSS から上書きする形で自前の CSS を適用することになります。
Tailwind CSS であれば、イチからつくるので最初の作り始めるコストはありますが、変更に強いコンポーネントを作成できます。

tailwindcss-typography

Markdown からレンダリングされる HTML に対するスタイル適応はtailwindcss-typographyを使いました。
が、これがイマイチでところどころ納得いかない UI でした。なので、細々とした変更を加えています。
変更せずともいい感じでスタイルがあたってほしいです。

Prism.js と相性が悪い

tailwindcss-typography は Prism.js と相性が悪いです。
気に入らない部分は tailwind.config.js で設定していくのですが、シンタックスハイライト部分(code タグ)のスタイルは Prism.js が上書きしてしまいます。
Prism.js のスタイルを上書きするために直接 CSS を書いています。

学習コスト

Tailwind に変更する PRのスタートが 1 月で、完了したのが 3 月。Tailwind の学習もこのタイミングからスタートしたので学習コストは 2 ヶ月ほどでした。
そこまでコストは高くないのかなあという印象です。